worksイベント管理アプリ

プロジェクト概要

Summary

イベント管理 SaaSの開発中盤から参画し、リアルタイムチャット機能をゼロから設計・実装しました。
React×バックエンドAPI (REST、GraphQL) を軸に１ヶ月でコア機能を仕上げ、後続フェーズの基盤となる実装とドキュメンテーション、開発フローを整備しました。

クライアントの課題

Business Issue

・短期間で高度なチャットUIを実装しなければならない
・技術選定と設計を迅速に固め、将来の拡張も視野に入れる必要がある
・複数の開発フェーズが並行する中で、バックエンドとフロントエンドを同時に進行できる開発体制が求められる

達成成果

Achievements

ユーザー体験を重視したチャット機能を提供するため、まずバックエンドAPIの設計を提案・実装し、その上でフロントエンドのリアルタイム処理を構築しました。状態管理にはApollo Clientを採用し、タブ切り替え時など必要なタイミングでだけデータを取得できるよう最適化しています。
クライアント様との協業においては、バックエンド開発の進捗に合わせて実装を柔軟に調整し、スケジュールに余裕を持って開発を完了しました。

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ユーザー体験へのこだわり

チャットのようにリアルタイム性が求められるフロントエンドでは、どこまでデータをキャッシュするかのさじ加減が重要です。チャットルームごとの未読数を合算する機能では、まず API 設計を見直し、適切なキャッシュ戦略で実装しました。これにより、ユーザーが違和感なく操作できる自然な体験と、高いパフォーマンスの両立を実現しました。

開発体制に応じた柔軟な対応

本プロジェクトでは複数チームが並行して開発を進めていたため、チャット機能にとどまらず全体の整合性を踏まえた技術選定を実施しました。バックエンドや他フェーズの進行状況に合わせて軌道修正を行い、スケジュール内で余裕をもってチャット機能を作り込みました。さらに、後続チームの指針となるドキュメントを整備し、スムーズな開発体制を構築しました。