Native App Development

ネイティブアプリ開発

アプリ・システム開発

モバイルアプリが事業や業務の中核になりつつある一方で、OSごと・チャネルごとに別々のチームやベンダーで開発を進めた結果、開発・保守コストだけが膨らみ、ユーザー体験も分断されがちです。

個々の施策を積み重ねるうちに、全体を見渡して設計し直す機会がないまま規模だけが大きくなり、「どこから手を付ければよいか分からない」状態になっているプロジェクトも多いです。

FLATでは、React Native / Expo を用いて iOS・Android を単一コードベースで開発しつつ、Web管理画面からユーザー向け/業務向けアプリまで一貫したフロントエンドアーキテクチャとUIルールで設計・実装します。

短期のMVP立ち上げから、既存アプリのリプレイス・モダナイズ、リリース後の運用・改善まで、テックリードがプロジェクトとチームづくりの両面を支援し、「つくって終わりではない」継続的な価値創出を実現します。

React Native / Expoを利用して、高速なクロスプラットフォームアプリ開発を実現します。
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現状やお困りごとをお聞かせください。要件が曖昧でも、費用ご不要で最初の一手を一緒に考えます。

提供できる支援内容

FLAT のネイティブアプリ開発サービスでは、テックリード+エンジニアのチームで以下の領域を支援します。プロジェクト全体を一気通貫でお任せいただくことも、必要なフェーズだけを切り出してご相談いただくことも可能です。

  • アーキテクチャ設計・技術選定
    React Native / Expo を前提に、iOS・Android共通のコード構成、バックエンドAPI連携、認証・セキュリティ、ログ・モニタリングなどを含めたフロントエンドアーキテクチャを設計します。既存のWebや基幹システムとの接続方針も併せて整理します。
  • クロスプラットフォームアプリ開発
    React Native / Expo を用いて、iOS・Android対応アプリを単一コードベースで開発します。貴社やパートナーのデザイナーと連携しながら、Web管理画面や業務システムとの整合性を意識したUI実装を行い、機能追加・保守を見据えたコードベースを構築します。
  • リリース/アップデート体制の整備
    ストア申請フローや配信チャネル(本番/ステージング)、バージョン管理・ロールアウト戦略などを整え、安全かつ素早くリリース・アップデートできる体制を構築します。CI/CD と連携したビルド・配信の自動化も支援します。
  • プロジェクト推進・チーム運営サポート
    進捗・課題・リスクを見える化し、定例やレビューの設計・ファシリテーション、ステークホルダー調整を通じて、プロジェクトが止まらない状態を保ちます。
  • リリース後の運用・改善・内製化支援
    利用状況や指標をもとにした改善・追加開発に加え、ドキュメント整備やレビュー、レクチャーを通じて、自社チームで回せる内製体制づくりを支援します。

よくある課題

課題

iOSとAndroidで開発・保守が二重になっている

React Native / Expo を用いて、iOS・Androidを単一コードベースで開発できる体制に切り替えていきます。現状のアプリや要件を整理し、どこまで共通化できるか・どこをネイティブ固有実装に残すかを一緒に設計しながら、重複工数と運用負荷を段階的に削減します。

課題

WebとアプリでUIや仕様がバラバラになっている

Webとアプリを別々に作るのではなく、フロントエンドの専門チームが両方を横串で見ながら、情報設計やUIルールを整理します。貴社やパートナーのデザイナーと連携し、共通のデザインシステムを整えることで、Webとアプリの体験差をなくし、統一感のあるUIを実現します。

課題

開発会社との調整・進行管理に手が回らない

PM/テックリードが窓口となり、進行管理・課題管理・リスク管理を一手に引き受けます。担当者の方には、要所での意思決定と社内調整に集中いただき、日々の細かなタスク調整や技術判断は私たちがサポートする体制を組みます。

課題

既存ベンダーの品質・速度が不安

テックリードが設計・実装方針とレビュー体制を整え、必要に応じて既存コードやアーキテクチャを診断します。既存ベンダーとの共存も、体制見直しやリプレイスも含めて選択肢を整理し、安定した品質と開発スピードが出る状態を一緒につくります。

FLATの強み

強み1Webとアプリを一体で捉えるフロントエンド専門チーム

FLATはフロントエンドに特化してきたチームとして、Web管理画面・業務システムとモバイルアプリを「別々」ではなく「一つのプロダクト」として設計・実装します。React / React Native / TypeScript を共通の言語として、UIルールやAPI連携の考え方を揃えることで、チャネルごとの仕様ズレや体験の分断を防ぎます。テックリードが全体の設計方針を押さえたうえで、エンジニアが日々の実装まで一貫して担当します。

Web〜モバイル間のUIや仕様のバラつきを防ぎ、一貫したユーザー体験をつくる
複数ベンダー・複数チーム間の調整コストを抑えられる

強み2チーム間コミュニケーションのハブ

FLATのフロントエンドエンジニアは、画面実装だけでなく、PdM・デザイナー・バックエンドエンジニアのあいだに立ち、API仕様や画面遷移、エラー挙動などの“つなぎ目”を整理します。要件定義やデザインレビュー、API設計の場にもテックリードが参加し、「どこまでをフロントで担い、どこからをバックエンドで担うか」を言語化しながら、チーム全体の合意形成をリードします。

関係者間の認識ズレや仕様の行き違いを減らし、手戻りや待ち時間を抑える
「誰が決めるのか」が曖昧な状態を避けやすく、意思決定の停滞やボールの宙づりを防ぐ

強み3AI を前提にした設計・実装プロセス

要件整理や設計のたたき台づくり、アーキテクチャの検討から、実装・テストコード作成・既存コードのリファクタリングまで、開発プロセスの中核に AI を組み込んでいます。テックリードが前提やリスクをチェックしながら仕上げることで、人がゼロから書くより速く、多くの選択肢を検討しつつ、一貫した設計と品質を保ちます。

設計や実装の初期案が素早く出て、検討にかける時間を増やせる
AI 活用で開発スピードを上げつつ、最終的な品質ラインは人がしっかり担保できる

プロジェクト体制

「進め方」と「品質管理」をまとめて任せてもらえる体制を基本としています。

  • 基本は FLAT 社内メンバーでチームを組成し、テックリード+エンジニアを組み合わせた2名以上の体制で参画します。
  • テックリードが進行と技術方針・レビューを一貫して担当し、週次などの定例ミーティングとチャットツールを組み合わせて、日々の進捗とコード品質を FLAT 側で責任を持って管理します。
  • 社内に PM やエンジニア、既存ベンダーがいる場合は、混成チームやレビュー中心など役割分担を柔軟に設計し、「誰がどこまでを見るのか」が明確な状態で進めます。

ご相談からプロジェクトの流れ

01
お問い合わせ・初回相談
Inquiry & Initial Consultation

ネイティブアプリ(iOS / Android)開発や、既存Webとの連携に関するお困りごと・構想をヒアリングし、本サービスでお役に立てそうかをすり合わせます。アプリの具体的な要件や画面イメージが固まっていなくても問題ありません。

02
方針・概算プランのご提案
Proposal & Rough Planning

初回ヒアリングの内容をもとに、支援できる領域と進め方のイメージ、期間・体制・概算費用レンジを整理してお伝えします。既存アプリやシステムの詳細な技術調査は行わず、この内容をベースに社内でご検討いただき、問題なければご契約へ進みます。

03
現状とゴールの整理 ※原則ご契約後(調査フェーズのみのご依頼も可)
Goal & Scope Definition

事業背景や現場の課題に加え、現行のシステムやアプリ、開発フローを確認し、「今回どこまでやるか」「何をゴールとするか」を具体的に整理します。やること/やらないことと大まかなロードマップをまとめ、開発やモダナイズの前提となる調査・構想フェーズとして実施します。

04
要件定義・業務/UX設計
Requirements & App Design

現場ヒアリングや業務フロー整理を行い、機能要件・非機能要件・画面イメージを具体化します。そのまま設計・開発に入れる粒度まで落とし込み、ビジネス側と開発側が同じ前提で進められる状態をつくります。

05
設計・開発・ストアリリース
Design, Development & Store Release

React Native / Expo を中心にアプリの設計・実装を行い、バックエンド連携や認証・計測なども含めてフロントエンド側で整理します。テスト〜ストア申請や社内配信用ビルドまでをリードし、定例で進捗・課題・仕様をすり合わせて進行します。

06
運用・改善・内製化サポート
Operation, Improvement & Enablement

リリース後の利用状況や指標、フィードバックをもとに改善・追加開発を行い、アプリとプロダクト全体の価値を高めていきます。あわせて設計・実装・リリースフローのナレッジをドキュメントやレビューで共有し、貴社チームで継続開発・運用できる内製体制づくりを支援します。

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現状やお困りごとをお聞かせください。要件が曖昧でも、費用ご不要で最初の一手を一緒に考えます。

ネイティブアプリ開発 開発事例

ネイティブアプリ開発についてよくある質問

Q.

まだ要件も予算感も固まっていません。それでも相談できますか?

まったく問題ありません。最初の段階では「現場でどんな困りごとが起きているか」「こうなったら嬉しい、というゴールイメージ」がある程度あれば十分です。初回相談〜方針・概算プランのご提案までは、ラフなヒアリングをもとに「どの領域を支援できそうか」「どんな進め方・体制になりそうか」を一緒に整理するフェーズと考えていただければ大丈夫です。

Q.

契約形態や、関わり方のパターンを教えてください。

基本は、テックリード+エンジニアがチームとして継続的に入る準委任(時間・体制ベース)の契約形態が中心です。プロジェクト全体を通して伴走するケースもあれば、要件定義〜設計〜開発のコア部分だけ入るケース、既存プロジェクトにテックリードとして途中から参加するケースなど、ご状況に合わせて関わり方を設計していきます。

Q.

費用感や料金体系について教えてください。

スコープや体制、期間によってお見積りが大きく変わるため、一律の料金表はご用意していません。PM/テックリードを含めた専任チームでのご支援が基本となり、ヒアリング後に、体制・期間とあわせてお見積りをご提示します。最初のご相談・概算見積りの段階では費用は発生しませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。

Q.

対応できる技術スタックや領域を教えてください。

Web アプリケーション全体を対象に支援しています。フロントエンドは React Native を中核とし、バックエンドはプロジェクトに応じて DB 設計から TypeScriptや Go などでの API の実装・連携を行います。インフラは AWS や GCP、Vercel、Cloudflare などのクラウド環境での構成設計・実装に対応しており、フロントエンドのみ/バックエンドのみといった部分的なご相談から、アプリケーション全体を通したご相談まで幅広く対応可能です。

Q.

自社に PM やエンジニアがいる場合、どのように役割分担しますか?

自社側の体制や強み・リソース状況に合わせて柔軟に決めていきます。たとえば、貴社 PM が全体の優先順位付けや社内調整を担い、FLAT がテックリードとして設計や技術判断をリードする形もあれば、FLAT 側で PM/テックリードをまとめて担い、貴社エンジニアと混成チームで実装を進める形もあります。最初の打ち合わせの中で、現在の役割分担や負荷感を伺い、「どこまでを FLAT に任せるとプロジェクトが進めやすくなるか」を一緒に整理します。

Q.

プロジェクト期間はどのくらいを想定すればいいですか?

新規開発か既存アプリの改修か、対象範囲の広さや優先度によって変わりますが、実務上は二〜四ヶ月程度のフェーズに区切って進めるケースが多いです。最初に現状とゴールを整理した上で、どこまでを一区切りの成果とするか、どのタイミングでリリースや検証を挟むかといったマイルストーンを一緒に決めていきます。長期になりそうな場合も、小さなリリースや価値検証のサイクルを回しながら進める方針です。

Q.

途中のフェーズだけ、あるいは既存プロジェクトへの途中参画もお願いできますか?

可能です。要件定義やアーキテクチャレビューだけのご相談、設計はある状態からの実装〜リリースのリード、すでに走っているプロジェクトにテックリードとして参加して進行や品質を立て直す、といった形でのご依頼もお受けしています。その場合でも、まず簡易的に現状とゴールを整理し、「どこから・どこまでを FLAT が担当するか」を明確にしたうえでプロジェクトに入るようにしています。

Q.

将来的には内製したいのですが、その前提でも依頼できますか?

その前提でご相談いただくケースは多く、むしろ歓迎しています。プロジェクト中から、設計思想や開発フロー、レビューの観点などを、ドキュメントや日々のコミュニケーションを通じて共有し、可能な範囲で貴社エンジニアと混成チームで進めることで、徐々に「中身が分かる状態」と「自社で回せる土台」をつくっていきます。そのうえで、どのタイミングからどの領域を自社主導に切り替えるかも、一緒に計画しながら進めていきます。

Q.

完全リモートでの対応は可能ですか?対面での打ち合わせはできますか?

基本的にはオンライン前提の体制で問題なく進められるようにしており、日々の定例やレビュー、チャットでのコミュニケーションを組み合わせてプロジェクトを進行します。一方で、キックオフや重要な意思決定の場など、必要に応じて対面でのミーティングをご相談させていただくことも可能です。貴社の働き方や拠点に合わせて、コミュニケーションのスタイルは柔軟に設計します。

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